ノベル
銀河のはるか彼方、小さな星が独りで輝いていた。この星は、他の星たちと違って、涙を流すことができた。
ある日、星は隣の輝く大きな星から声を聞いた。「なぜ涙を流しているの?」と。小さな星は答えた。「私は独りぼっちだから。他の星たちと繋がりたい。」
大きな星は考え、ついに一つの提案を出した。「私の光で君の涙を照らしてみよう。きっと他の星たちも気付くだろう。」
その夜、大きな星の光が小さな星の涙を照らし、涙はキラキラと輝き始めた。その光景を見た他の星たちが近づき、小さな星のまわりに集まってきた。
「君の涙は美しい」と言った星がいた。別の星は言った。「涙を流せるなんて、特別だね。」
やがて、小さな星は独りぼっちではなくなった。涙を流すことで、新しい友達を得たのだ。
星空には、さまざまな星があり、それぞれに特別なストーリーがある。しかし、この小さな星の物語は、他の星たちにとっても忘れられないものとなった。
シナリオ
シナリオ解説
↑シナリオの右上にある[コピーします]をクリックした後、ノベルファクトリーの【Infomation】欄にある【クリップボードから開く】をクリックすると、シナリオが読み込まれます。
このシナリオでは、上記のノベルの登場人物の名前をランダムに置き換えます。
冒頭の【#scenario】は、【クリップボードから開く】を実行した際、ノベルファクトリーにこのデータがシナリオであることを伝えるものです。これがないとシナリオエディタではなくノベルエディタが開きます。
2行目の【@@replace】は、シナリオ変換時、最初に全置換を行うものです。
このシナリオでは、ラスト2行目の【*replace=xxx】で文字列が置換されています。
置換は上の行から順番に行われていきますが、
最初に【@@replace】することで、
*repace=小さな星:[小さな魚|小さな冒険者|巨大な彗星|ガグ]
が
*repace=小さな星:小さな冒険者
というように[]の中のいずれかに置き換えられます。
そしてこの行が実行されるときに、文章全体の「小さな星」を置換します。
シナリオコマンド
*replace
*replace=【置き換えファイル】
*replace=【検索文字列】:【置き換え文字列】
指定した置換ファイル、若しくは半角コロンで区切られた文字列置換を行います。カンマを付けることで複数のファイルや置き換えを指定することができます。
[|]
[文字列1|文字列2…]
カッコ内で指定された文字列のいずれか1つに置き換えます。